幸田バプテスト教会


































キリストはどのような方か



幸田バプテスト教会 牧師 今井勝利

「ことばは人となって、私たちの間に住まわれた。
私たちはこの方の栄光を見た。
父のみもとから来られたひとり子としての栄光である。
この方は恵みとまことに満ちておられた。」
(ヨハネの福音書 1章14節)

 イエス・キリストの弟子ヨハネは、キリストの生涯を記した福音書の冒頭で、キリストがどのような方かを紹介しています。

■キリストは神様がどのような方かを示している

 ヨハネはキリストを「ことば」と表現しました。これは、私たちが言葉を話すときにその人の人柄や考えが分かるように、キリストがその生涯を通して、神様がどのような方であるかを明らかに示したことを表しています。神の「ことば」であるイエス・キリストを通して、私たちはまことの神を知ることができるのです。


■キリストは人となった神様である

 「初めにことばがあった。ことばは神とともにあった。ことばは神であった。この方は、初めに神とともにおられた。すべてのものは、この方によって造られた。」(ヨハネの福音書1章1〜3節)
 この記述は「ことば」であるキリストが永遠の初めから存在し、万物を創造した神様であることを示しています。
 そして「ことばは人となって私たちの間に住まわれた」(ヨハネの福音書1章14節)とあるように、キリストは約二千年前に人となって世に来て下さいました。その目的は、私たちの罪の罰を身代わりに受けて十字架で死ぬことによって、人類の救いの道を開くためでした。
 あなたに命を与え、愛している神であるキリストは、人となって身代わりに命を捨てる犠牲を払ってでも、あなたを救いたいと望んでおられるのです。

■キリストは恵みとまことに満ちている

 全ての人は、生まれながらに自分の造り主である神様に背を向けた罪人です。本来、神様から良きものを受ける資格は無いのですが、神様は私たちに豊かな恵みを与えて下さいました。誰でもイエス・キリストを救い主と信じるだけで罪を赦され、神の子とされるのです。
 「しかし、この方を受け入れた人々、すなわちその名を信じた人々には、神の子どもとされる特権をお与えになった。」(ヨハネの福音書1章12節)
 十字架で死んで三日目に復活したキリストは、信じる者に永遠のいのちを授けて下さいます。キリストを救い主と信じるだけで、天国に行ける確実な希望が与えられるのです。


(クリスマス礼拝メッセージより)