やっと、秋の天候が安定して来たので北アルプスへ。今回は上高地から見上げて来た西穂高岳、へは体力と
技術が不足なので標高2701mの西穂・独標を日帰りで。
先ず、ハプニングから。夜の高山から新穂高へのナビが最短距離の県道89号を選択、何と峠は未舗装・1台が
やっとの林道だった。しかも、約60cmの子猪が横切る、次は5匹の猪一家が道を塞いでいたので停車しパッシング
で追い払う(向かって来たらどうしよう!)、次はキツネが横切る、此処まではOK。次は舗装道路脇の籔に熊が
こちらを見ていた、素直に退いてくれたので良かった!、そこは民家の直ぐ傍。無事に過ぎて見れば貴重な体験。
駐車場の朝、晴天無風だったが、だんだん雲が広がり焼岳が隠れ不安になるなかロープウエイ乗り場へ15分。
始発に乗れて槍ヶ岳・穂高や笠ケ岳や紅葉を見ながら上昇。
歩き始めてしばらくは目的の西穂が見えていたが途中で完全に霧の中。西穂山荘を出発する時は登っても景色を眺め
られるのかと不安に。標高2452mの丸山で、霧が晴れて一瞬だけ独標が見える時もあると言うハイカーがカメラを
構えていた。
歩き難いガレ場で名古屋の山ガールと話していると東側に少しだけ青空が、期待!。大きな丘しか見えない場所で
雲が切れた。早く上に行きたい焦りも重たい足が許さない。独標直下の数メーター切れ落ちた岩場を下って重たい
ザックをデポし最後の岩登り。途中で相模の山ガールのストックやカメラの収納を手助け、3点確保にストックは
邪魔。宝剣岳よりは短く裂け目も無く安心して登れた。
頂上は到着した人、西穂から戻った人、約15人ほどが休憩。眼前はピラミッドピーク、西穂、ジャンダルム、
24mの広角でもこの範囲までと迫っている。右には吊尾根、明神、上高地(梓川、河童橋、バスターミナル)。遠くに富士山、
来た方向には乗鞍、その向こうにチョットだけ御嶽、焼岳は雲の中。左は雲海の上に時々だが笠ケ岳が。
西穂山荘へ宿泊予定だったが、夕陽は見られないし、日の出も怪しいし、1時間の下山なので下界の温泉宿、
翌日は上高地散策に変更。
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