中国側の道路と違い狭く舗装も不充分な道を、転げ落ちる様にカトマンズに入って来た。 ガイドと運転手は国境付近の商店で買い物をしながら。 何故なら中国品がカトマンズ市内より安いからだ。加工食品、衣類、洗剤、工業製品、等などあらゆる物が入って来ていた。 ”木綿花”や”菜の花”が咲く春爛漫のネパール。昨日までの空気も水分も薄い無味乾燥地帯 とのギャップが甚だしい。市内の人混みや観光客相手の商店を 覗いていると、”俗世間”と感じてしょうがない。 ネパールは貧しい国だがチベットからの亡命者を万人単位で受け入れ、彼らの為のチベット仏教 寺院も建立しているそうだ。 臨時に軍政が敷かれ民主化デモも発生している。中国へ戻る最終日の午後には 大規模なデモが発生しフライトも混乱した様だ。
ヒマラヤを越えるフライトは夢だったが実現。観光のマウンテンフライトとカトマンズ−ラサの国際線からの景色。 観光飛行の高度はエベレストの頂上より低く、国際線は遥かに高いので視界が全く違う。 国際線は左窓際(エベレスト側)を取りたかったが考えは誰も同じ、事前の根回しで確保されていた。 幸い、中国から仕事で来ている小母さんが窓際席を譲ってくれた ので付近の乗客と交代で撮影できた。この価値はエアーチケット代どころではない。最高!。