ロンボク寺前の観景台賓館へ宿泊しチョモランマを堪能。ネパール側と違い目前に世界最高峰が望める。 観景台賓館はロンボク寺の招待所と違いコンクリート造り の立派な建屋。しかし、暖房も水道もトイレも無し。標高5,100mの地故当然の事だが、深夜に強風の中 歩いて数分のトイレへ行くのは難儀だった。 暖まった体が一気に凍ってしまう。 それでも、この地で携帯電話が通じるのだ。舗装ではなかったが平坦な道路も、全て北京オリンピック 聖火リレーが来たお陰だ。シーズンオフの厳冬期なので 登山客も観光客も無く我々のパーティーのみ。
ロンボク寺で1泊し一路ネパール国境を目指す。中国−ネパール公路までの道は来る時と大違い。 聖火リレーは来る時の道を往復した様だ。氷河跡の道。 やっと四駆をチャーターし秘境へ来た気がした。 中国−ネパール公路でのヒマラヤ越えは完全舗装のハイウエー。ヒマラヤを越えると一気に 標高を下げ、また乾燥した砂漠の様な世界から雪景色に急変。 インド大陸がぶつかり隆起した様子とインド洋からの湿った風の様子がハッキリと判った。