駐在も3年が過ぎた正月。色々な所へ旅したが、有名な(日本で)誰でも知っている観光地へは 行っていないと言う意見から、日本でも超有名な観光地 ”桂林”の旅を選んだ。私としては、営業中に桂林には顧客が有ったので数回来ているが、2ヶ月後の春節に ”チョモランマ”が控えているので”まあ良いか!”。 景色はともかく、2010年1月1日の”漓江下り”で食べた”おせち料理”は素晴らしかった。人生60年、 食べた事が無い立派な”おせち”だった。 さすがに超有名な観光地で日本からの客も主役である桂林。 しかし、観光地の俗化はいただけない。超有名なだけあって何処も”銭・銭・銭”。これまでの旅で 此処まで酷いところは雲南省麗江の古城だけだ。 龍背棚田の中に大規模宿泊施設を造り観光客を呼んでも、目玉の棚田を守る人が居なくなり、棚田が崩れたら 誰も来なくなるよと言いたい。 これが中国の一般的な観光地。雲南省元陽のハニ族の”茸の様な民家”も、観光施設建設用地として 取り壊されたそうだ。