綿向山ハイキング前日に日野商人町を観光した。
大先輩(14歳年上の元上司)は近江商人の末裔だったのだ!。 と言っても、近江商人とは?。と言う事で、先ず最初に【近江日野商人館】へ行ってみた。此処は山中兵衛門が昭和の 不景気時代に景気対策を目的に建て替えた本宅。 【お助け普請】と言われ、職人の仕事量を増す為に贅を尽くした造りだが、裏の日野と言われる様に、表には出さない 贅沢との説明。 ちなみに、トヨタ自動車、伊藤忠、丸紅、住友、東レ、東洋紡、高島屋、など等は近江商人の末裔との事。 【近江商人・ウイッキペディア】
近江商人を知った後は、商人町の面影が残る町並みを散策。 多くの家の玄関先は花で飾られ、板塀や格子と相まって風情を感じる。特に【桟敷窓】と言う格子窓は、お客が家の中で ご馳走を食べながらお祭りの山車を見る為に造られたとの粋な計らい。 人口2.2万の町に16基の山車と3基の神輿を持っているそう、維持管理が大変だ!。町を歩いているとお寺の数も 多い事に驚いた。如何に日野商人の稼ぎが豊かだったかが伺われた。