退職後、あてどもない旅をしてみたいと思っていましたが、モンキー(愛鳥)を放って置くわけに行かず断念していました。 昨年秋に、モンキーは推定14才で逝ってしまったので8年越しの思いが実現できました。
梅雨のない北海道、神社のお祭りがない6月、行って来ました北海道へ3週間。しかし、温暖化した現代、北海道にも 梅雨はあるようだ。週間天気を見ると【曇り・小雨】模様の天気ばかり、しかし、フェリーの予約はしてしまっているし、 7月に入ると神社や細かな用事が入るので決行。
曇りと雨模様の北海道だったが、夜は雨、昼は曇りから晴れが多く、遊ぶには大きな差障りは無かったと言って良い。 函館山からの夜景は霧の中なのでパス、襟裳岬も濃霧で車からも降りなかったが、翌日が晴れたので片道100kmを 戻って快晴の襟裳岬をリベンジした。大雪山、礼文島、知床半島、納沙布岬、は良い天気。
道は広く、直線道路が多く、20km/hrオーバーでの走行だとギャルの軽自動車にも煽られっぱなし、30〜40km/hr超過で やっと人並みに扱われる感じ、取り締まりも車が少ないからか。取り締まりは3件を見ただけ、警察も効率悪くやってられないのかも。 でも、道路面はツギハギ、広過ぎて利用率が低いからインフラの効率が悪いから仕方がないのでしょう。JR北海道が不採算は当然、 分割民営化の間違いだよ、基本的なインフラは日本全体で支えないと。
キツネ、シカ、タヌキ、アザラシ、クマ、タンチョウと自然界の動物も見られが、ラッコやクジラは見られず。桜は終わったが 藤の花とアカシヤが咲いていた頃、春から初夏になった所なので富良野や美瑛の花畑は苗を植えた所、だが、高山植物は各地で 沢山見られた。
苫小牧へ到着する朝食前、フェリーから眺めていると海鳥の中に怪しい影【アザラシ】だった。超望遠を構えていた 京都からの御仁は撮影成功。
どんよりとした曇り空、愛知の長袖・長ズボンの恰好では寒い!。ウトナイ湖は真冬かと思う程、室蘭は霧雨、函館は 濃霧、めぼしい観光スポットは廻ったが夜景はパスして先へ進んで乙部町へ到着。故に日程が1日分進んでしまった。
乙部町の朝は曇り、天気予報は小雨模様。柱状節理の海岸を見に港へ、ローソク岩や奇岩が珍しく感じたが、 北海道中何処にでも有った。 余市へ直行しニッカウイスキー工場を見学、小雨が降っていたが見学・試飲を終わった頃には気温が急低下、 山は雪だとの話も。隣の宇宙記念館を見学していたら5時少し前、余市駅内の観光協会へ飛び込み宿探し。 リストの中の【農家民宿・まるまったファーム21】の名前が気になり電話。遅かったが夕食も準備してくれる そうで助かった。ログハウスの家でびっくり、平成元年築との事。
チョット飲み過ぎた朝、積丹ブルーは見る事ができない曇り空、迷ったが神威岬へ向かう。 神威岬は風が強いのでダウンジャケットが必要だった、島武意海岸へ降りた時には数分間は小雨が降ったが、 その後灯台へ行った頃には晴れ間も見られ、歩くと暑い。鶯の鳴き声が聞こえ探すと枝の先に居た、初めて見た鶯の姿。
小樽は都会なので、興味薄、さーっと流して移動。札幌もパスとして東へ移動し夕張方向へと思ったが、 少し北へそれて新篠津へ到着。道の駅の隣に日帰りの湯・宿が有った。遅過ぎたので素泊まりだが、レストランで 食事ができた。イカの沖漬けが最高に良い酒の肴だった。
新篠津の朝は晴れでした。自宅より目覚めが早い、朝食は無いので出発し【セイコーマート】で購入。 デカ盛り野菜サラダ、道産昆布か山ワサビのお握り、お茶とコーヒーが定番。セイコーマートのコーヒーは同じ機械で 数種類の値段の違う商品を扱っている、初めての時にレギュラーホットと言って100円で購入。カップを置いて ボタンを見たら【ストロングコーヒー】と【ソフトコーヒー】等があったので、深煎りが良いかなと【ストロング】 を押した。店員さんがよそ者なので間違うかと”判りますか?”と来たが、すでに時遅し。価格差が+20円(20%)も あるそう、差額を払うと言ったがレジしたのでOKと、御免ね。
夕張の【幸せの黄色いハンカチ広場】は有料で開園は9時から。30分もあるので覗いて来ようとしたが、 カミサンに駄目だしされて散歩中の夫婦と雑談。シカやキツネは何時でも、時々クマも出没との話や若い時は名古屋で 働いたと時間潰しができた。
富良野は花だが早過ぎ、苗を植えた直後で咲いてない。【北の国から】のロケ地を見て、約40年前にスキー 新婚旅行で泊まった【プリンスホテル】へ、3時のお茶とケーキをと思ったが時間外だったのでスタッフと話をして 美瑛に。
美瑛はケン・メリの木でも見て来るか程度だったが、偶然に【ジェットコースターの道】を通り【北西の丘展望公園】 と【セブンスターの木】も見てきた。花は無くっても遮る物のない広大な丘陵地の畑はパッチワーク。
快晴ですが、洗濯が必要でコインランドリーで1時間。車もブレーキング時の停止寸前にコツンと異音が するので点検、北海道スバルの診断はブレーキパッドの遊びが原因なので安全に問題なし、工賃は発生しないので無料。 と少し時間を無駄にした。
天気が良い内にと大雪山へ向かう。頂上には雲が掛かっているが晴天、到着時には雲も晴れ頂上も見えた。 ロープウエイを降りると残雪、リフトを乗り継ぎ7合目へ。この上は全面の雪、何人かの登山者がアイゼンを着けてアタック。 富山からの夫婦が下りてきて話を聞くと旭岳山頂は雲の中、実は新婚旅行で旭岳を滑ったので旭岳へ行くつもりが黒岳に 来てしまったのだが、この間違いは正解だった。 その後、旭川に戻って有名な【旭川動物園】へ。入口駐車場にやたらとこちらが近いとの表示、公立施設にしては異状と 別の入り口を目指す。案の定、民間駐車場の案内板で、一番奥に無料駐車場があった。
次の焼尻島のフェリー乗り場の羽幌港へ向かう。西の海岸方向へ走るので夕日が眩しい、ひょっとしたら海に沈む 達磨夕日が見られるのではとアクセルを踏み込み車速を上げる。何処の夕日が良いかとカミサンが調べ【黄金岬】と 決定しナビに打ち込む。手前の磯には釣り人が、浜には夕日を見る人。北海道に来て6日目にして1日中の晴れ。 遅くまで遊んでいたので羽幌着は8時過ぎで車中泊に。
羽幌の朝は曇り、近所の散歩の叔父さんと話していたら、隣の車から”うるさい!”とクレーム。その叔父さんは ”6時、起きて当然の時間だ、お前らが勝手に駐車しているだろう。”と当然のご意見。 高速船なのでフェリーより小型なので少しの揺れ、酔い止めを飲んだカミサンも35分間なのでOK。焼尻島での下船は 多くは無い、天売島へ行く様だ、自転車をレンタルして直ぐに散って行った。自転車が必要か聞かれたが”歩く”と断る。 港は標高0m、この島の最高標高は100mらしいし、周囲12kmなので3〜4時間で歩けると判断。最初は登り、 自転車は邪魔だよねと森の中へ、森を抜けると一面の草原で西の先端まで一直線の道、道標に2kmとあるが遠い!、自転車が あったら楽だよね、ひたすら歩いたと言う感じで天売島が見える鷹ノ巣へ。戻りは南の海岸線を登ったり下ったり、めん羊牧場 のご主人が見においでよと誘ってくれた。このめん羊の肉を港の食堂で台湾からの若者と食べていたら雨、歩きに問題なく ラッキー、"俺達ってついてない。”と思えた。焼尻島歩きは1.5万歩。
またしても曇りの初山別温泉を立ちサロベツ原野へ。富山の夫婦が数日前に来たが、急な寒さで花が枯れていたと 言っていたが、回復せず見どころ無し。【宮の台展望台】は晴れたなら利尻を望める良い場所だろう、傍の【徳満駅】も 秘境駅かと思うばかりの駅、写真は紛失。 サロベツでの宿泊は止めて稚内へ向かった、予定より数日の繰り上げ。先ずは駅前の観光協会で情報収集、1)稚内の宿、 2)礼文の宿、3)稚内の観光スポット、4)JAのATM。ATMで現金を下ろしてから、ノシャップ岬へ、他の岬と違い断崖では なかった。その後には山の上の稚内公園へ。目立つのは自衛隊のレーダーサイト、対ロシアの基地だろうか。
前日にコンビニで買った朝食と昼食を持って6時20分のフェリーで礼文島へ2時間、フェリーだけあって揺れも 小さく快適。稚内は曇りだったが礼文島到着前に利尻山が見え始め晴れて来た。 港の前の民宿へ荷物を置いて直ぐに観光シャトルバスで最北端の【スコトン岬】へ。道中1時間の車窓から アザラシを探すも不在。カミサンは約40年前に来ているが印象は全く無し、帰ってから写真を見ると何も無い岬の 広場が整備され頷けなくもないが、岬の前の離島の景色は変化無いはずだ。今日は此処から4・5時間の岬巡り。 沢山の高山植物を満喫、固有種の【レブンアツモリソウ】も今期最後の花を咲かせていた。帰りのバスでは【アザラシの群】 も見られ、一日中好天に恵まれ満足。
礼文島2日目は【桃岩】へ。天気予報では夕方から曇りで明日は雨、なので稚内へ戻る事に決めて出発。約40年前に 宿で知り合った男の子達と来た桃岩でも記憶は蘇らず、灯台の向こうに利尻山を望める場所では記憶にあるかも!。 知床のバス停で定期バスを約1時間待つと【12:25】のフェリーには乗れないのでタクシーを呼ぶ。チャーターが 殆どだが偶然空きが1台あって来てくれ、慌ただしく晴天の礼文島を離れた。 2時間後の到着時も晴れでノシャップ岬越の利尻山を眺めながら稚内へ。車に戻り日本最北端・宗谷岬を目指し1時間、 天気は曇り風が冷たくダウンを羽織り最北端らしい。が、この岬はノシャップ岬同様に浜辺で断崖絶壁ではないで迫力不足。 灯台のある高台へ上がると風車が立ち並ぶ宗谷丘陵が広がっていたので走ってみた。牧場と熊笹の広大な原野は”これぞ 北海道!”。往復してから最北端の港だと【宗谷港】を見てから南下し猿払へ。道の駅に宿があったので今夜の宿泊地に。
曇り空の早朝、猿払を後に南下、平日なのに猿払川にはフライ釣り人が、きっとイトウ狙いかと。コンビニが無かった のでクッチャロ湖でお湯を沸かしてカップヌードルを食っていたら、テント泊した秋田の青年が、”寝ていたら熊が 出たので立ち退く様に。”と放送していたけどどう言う事ですかと尋ねて来た。我々は来たばかりで何も知らず、別のテント泊 の方から、”2km先で熊が目撃されたのでキャンプ場は閉鎖。”と聞かされた、そう言えばパトカーが2台居たっけ。 大した湖ではないので移動し、観光案内に砂金堀があったので寄ってみた。川で掘っている人が2名、本当に出るの(?)と 半信半疑で話しかけた。その人は地元の方で気晴らし・リフレッシュで来ているそうで採れない事はなさそう。もう一人は 山梨からの人との事。川での採取は時間無制限・採り放題で500円、砂金を入れてある水槽は30分500円で10粒まで。 カミサンがやる事にして私も数回チャレンジ、結果は9粒の大収穫。お金を払ってネックレスにしてもらうが、此処が商売 どこみたいだと思えた。名寄では湿原があるとの案内で入って行くとピヤシリシャンツェから先はの道は狭まり林道に、 カーナビにも出ていないので中止し更に南下。 今日も昼前後は晴れだが、朝晩は曇り、夜は雨と言った天気、お陰で遊びは順調。
夜の雨は上がり雲間から日差しが心地よい、【サロマ湖展望台】へ向かう。帰りに下りの未舗装路を調子よく走ると 突然対向車が、偶には来る人がいるんだと思うほどマイナーそうな場所だった。 その後、サロマ湖畔のキムアネップ岬へ、数台の車中泊やテント泊。サロマ湖水の味(すごく薄い塩味)を確かめたり 野草や野鳥を見ながら一周。
カミサンのリクエストで約40年前に来た事のある【美幌峠】へ向かうために内陸へ入る。途中、北見市に【ハッカ公園】 とあったので昼食を取れるかなと寄って見た。ハッカを栽培し水蒸気蒸留でハッカ油を採取していた。仁頃・にころ湧水を ペットボトル2本(4L)貰って来た。此処で食事ができないのでドライブインへ、頼んだカツカレーのボリュームに驚き!。 思わず完食率はと聞いてしまった、50%は無いかもとの答えにも驚き。 美幌峠は整備され40年前とは全く違ったらしいが、屈斜路湖と原野を一望できる景色は最高。峠を下ると【摩周湖】、時折 差す日差しで摩周ブルーが際立つ、摩周湖の駐車料金に含むと言うので【硫黄山】へも行って見た。約20年前に見た景色を 思い出す、その時は紅葉時期だった。 斜里の道の駅で探した宿【ウナベツ自然休暇村】へ向かう途中の道が長い直線道路、宿に近づくと【天に続く道】の看板が あるので寄って見た、偶然にも斜里市内から半分くらい走っていたのだった。だが、此処では宿からオホーツク海へ沈む 夕日を見られた事が意外だった。斜里は知床半島の北側、西は網走から美幌の陸地、何故海に沈むの?。夏は西より北側へ 沈む事と、地球は球体なので手前の海より先が見えない事からの現象。この日は遅い昼食と多過ぎたカツカレーで、夕飯を 食いたくなく酒とつまみだけ。遅い予約なので食事の準備はできないと言われたので、コンビニで買い込んだサッポロ・ クラッシック(これが旨い、北海道限定、全国販売して欲しい)。
今日は朝から快晴、知床観光船に乗りたいので早めに出発。朝の【天に続く道】の一部を走りウトロ港へ向かう途中に 【オシンコシン滝】の看板、約20年前に来た事があるので覗いてみた。 観光船案内所で予約、出航は10時、帰港は約14時なので昼食を準備との事。コンビニでお握りなどを購入し港を散策。 昔来た時には、【オロンコ岩】に登った気がするが、今日はは海鳥が乱舞し糞を撒き散らしていたので登れない。港に通じる トンネルも無かった様な?。 さて、日差しが暑く感じる絶好の天気で知床観光船、6,500円もするから楽しまなくっちゃ。知床の先端へは道路が 無いので船で行ける漁師だけの世界、人工物は滝から真水を得ている番屋だけ。ヒグマを見たいと思ってはいたが、往復で 2箇所3頭を目撃でき満足。クジラ、シャチ、アザラシは現れず。数十キロ先には国後、終戦時の歴史と北海道との近さを 見たら日本だよねと思うけど、島は点々と続いているね。。。 帰港後は【知床五湖】、【間欠泉】を見てから羅臼へ行って宿探し。
昨夜は大雨だった様で、窓の下の波の音かと思っていたら雨音、それでも目覚めた時は上がっていました。 東向きのオーシャンビューなので日の出を望んでいたのだが残念、これから先では海からの日の出は望めそうにない。 薄曇りの羅臼港で知床半島南側の観光船情報収集、こちら側は海の動物ウォッチングが目的でクルーザーで走ってクジラ、 シャチ、イルカ、を探す。料金は8千円、昨日は何も現れず、今日は貸し切り、ブログを見るとシャチに出会えたとの事。 で、道道87号の最終点【相泊】を目指した。羅臼を過ぎて直ぐに【熊野入った家】があったが通り過ぎたので 帰りにと思ったが帰りも通過してしまった。すれ違いは充分にできる舗装道路で走行に問題はない。終点空地には乗用車が 数台と岡山ナンバーの軽ワゴン。岡山の方は釣りと温泉を目的に毎年来ているそう、昨日は熊の糞を見たそう。 その他の乗用車はザックを背負って入って行ったそうで、ヒグマの生息地トレッキングでしょう、かなりハードな歩きらしい。
野付半島のトドワラ・ナラワラを目指す。トドマツやミズナラが立ち枯れした湿地帯で【この世の果て】と呼ばれる。 此処への道は道道950号で終点がトドワラ、車止めの鎖を越えて未舗装道路を歩く。鹿や野鳥を見ていると遠くに 大型の鳥、超望遠で撮影して見ると【タンチョウ】、会えた!。 ネイチャーセンターへ戻って、木道を歩いて先端の浮桟橋までは2km強、途中まで有料トラクターでの送迎があったが、 当然歩いた、1時間強。。戻って解禁されたばかりの【しま海老の踊り食い】とラーメンを注文していると怪しげな雲、 アッと言う間に大雨、何人もずぶ濡れ被害に会っているはず。
風連湖を回り込んで根室へ向かう、風連湖の東端の道沿いでタンチョウが居て数人が写真を撮っているので、私も 道端の空地に駐車して仲間入り、肉眼でもハッキリ確認できる距離で大満足。 根室郊外では目の前の対向車が、飛び込んで来た鹿と衝突、鹿って猫と同じ様に見境なく突っ走る様だ。以後、【鹿注意】の 看板では運転に注意した、60〜80km/hrのスピードでは車のダメージが大き過ぎ旅が台無しになってしまう。根室市は 有名だが、その割には小さな町で駅前は閑散と港前は閉まった飲食店街を探して夕飯を。
翌朝は、曇り空、市内の公園と根室港を見てから【納沙布岬】へ、強風の下で向かいの島に生息している足の赤い海鳥を 観察に来ている二人。岩の上の鳥がペンギンに見えて聞くと只の海鵜でした。ラッコが居ると言うのでペンギンも居るかと 思ったのでした。 次の【花咲岬】では晴天になり【車石】や灯台が映えていた。名前の通り年中濃霧だと言う【霧多布】もこの日は晴。 食堂の壁に【12月12日・水】の張り紙、女将に聞くと【防火のおまじない】との事、ネットで調べると京都では泥棒除け。
釧路は駅の観光センターでビジネスホテルを探して予約、1Fの【やん衆居酒屋・釧路食堂】で夕食。【ジャガたら】が 遅いのでキャンセルしたら会計時に出来立てを渡してくれた、ありがとう。【いくら溢れ丼】を頼んだら、スマホで写真を 撮らせてくれとの事でOKした、店内に飾られているはず。
それ程は悪くない天気の釧路の朝、60〜70km/hrで走っているのに通勤の車に煽られながら釧路市湿原展望台へ。 有料だったのでパスして次の温根内ビジターセンターへ、火曜で休館日だが木道には入れ、ゆっくり歩いて1.5時間。 木道から鶴居軌道跡に出たところで野生動物、たぶん狸。鶴見台(冬に餌を与えている場所)には1匹のタンチョウも居ない。 その後はコッタロ第一展望台の高台から眺め、そして、細岡展望台と釧路湿原駅を。丁度【ノロッコ号】が通過して行った、 駅舎は真新しくて面白さが無い。 釧路湿原を西から時計回りで一周して釧路市内へ戻ったが、釧路湿原駅と細岡駅間は未舗装道路。ゆったりと流れる 釧路川沿いで釣り人が居たりカヌー乗り場があった、Google-StreetViewも通っていない道路!。 今晩の宿を探しながら西へ向かったが探せないので、都会ならばと帯広を目指した。帯広も満室、あるホテルで 今日は探している人が多いので隣町を探したらとのアドバイス。南下して大樹町へ行けば良かったが北上して音更町へ 向かってしまった、地理が判らないので仕方がない、途中に【幸福駅】があったのだが、様変わりで訪れる価値もない。 結局60〜70km外れた事になったが、道路沿いに【帯広リゾートホテル】を発見し宿泊できた。名称とは大違い、 でっかい宿だが、昭和のヘルスセンターと言った感じ、小雨が降りだして来た。
小雨降る朝、約70km南下して海岸線へ戻り襟裳岬を目指す、大樹町には宿があった、帯広を目指さず南下すれば 良かった。広尾町の海洋博物館へ寄ったが休館日なので襟裳岬へ走る。襟裳岬は雨、車の中から覗いていたら濃霧になり 灯台も見えなくなったので、車から出もせずにGiVeUpして出発し日高へ。 途中の様似町のアポイ岳ジオパークとアポイ山荘へ寄って見た。ジオパークを出た時に車のドアが開かない!、アポイ荘 を出た時は問題無かったのにと思案?。結局はカミサンのカギで開いており、私のカギは紛失していたのだった。受付に 尋ねると届けられていて助かった。 道の駅サラブレッド新冠で宿を探し、雨が上がって来たので門別競馬場へ行って見ようかとなった。本当は帯広の 【ばんえい十勝】へ行きたかったが週末開催のみ。地方競馬場で小規模だが夜間照明が明るく、パドックやコースの 直ぐ側で迫力のある観戦ができた。しかも遠方からの来場者には【日高昆布】のお土産付き。馬券の買い方が判らないので 係りの小母さんに教えてもらい、パドックで顔つきの良かった#11の馬・単勝が600円の配当。馬主だと言う小父さんの 話が危険(内容は書けない、そんな話して良いの?)だった。
日高の朝は晴れ、牧場、馬、牛、の見える丘陵地帯は洒落た異国を感じる。ハイセイコー・オグリキャップ、等 私でも知っているレジェンドに触れながら新冠を巡る。道の駅で遅い昼飯を食って午後は何処へ行こうかと思案、カーナビで 調べると襟裳岬まで約100km。道は空いているので2時間は掛からない、天気が良い間に着けるか、とリベンジ決定。 前を走る横浜ナンバーを追い越して、道道では普通の30km/hr超の速度で襟裳岬を目指した。晴れてはいなかったが 見晴らしの良い襟裳岬の最先端まで歩いてた。リベンジ成功し、目的達成出来なかった場所は函館の夜景のみとなった。 走りながら、前日の【アポイ荘】に宿泊できる事を思い出し予約、最終日の宿が決定、食事も準備してもらえた。
最終日は苫小牧を目指して走るのみ。雨なので日高は通過しフェリーターミナルに近い【苫小牧市科学館】で時間潰して から苫小牧フェリーターミナルへ。此処は名古屋と違って建物が新しく快適、売店も大きくて立派。 時間があるので車両の積み込み作業を2時間位眺めていたら、殆どがトレーラー(183台の積載可能)で、数台の運転席 (トラクター部)がトレーラーを牽引し船首から船内に、船尾からはトラクターだけが出て来る。乗客と乗用車なんて重量に ならないくらいだった!。
北海道のあてども無い3週間の旅も終了。天気がイマイチだったとは思ったが、目的を達成できなかったのは初日の 【函館夜景と室蘭工場夜景】だけ、戻ってからの方が大雨で石狩川が洪水だったりで大変だった様で、良い旅ができたと 言って良い、これ以上を望むならば1ケ月以上の日数が必要かと。
さて、次は何処へ行こうかな?。