愛知県神社庁蒲郡支部の研修旅行。毎年恒例の研修旅行で、今年は熊野詣で、バス2台での旅。
4月から神社の氏子総代になって2ケ月が過ぎた6月、世界遺産に登録された神社の参拝。 第1日目 :巨岩信仰の花の窟神社、熊野速玉大社、熊野那智大社、ホテル浦島泊 第2日目 :熊野本宮大社(正式参拝でご祈祷を受ける)、奇岩怪石の鬼ケ城
熊野大社は桧皮造りの神殿で、優雅な趣を感じる社殿だった。神職さんの説明を聞いている時に、 杉の梢から綺麗なさえずりが聴こえて来た。どんな野鳥かなと思いながら聴いていると本殿の中に 赤色の小鳥が飛び込んで行った。帰宅後にネットで鳴き声を調べると【アカショビン】だった様だ。
勝浦は磯釣りのメッカ。釣り人は見掛けなかったが透明度の高い港だった。宿の桟橋には【海栗・ガンガゼ】 がびっしりと着いていた。毒が有って食べられないとの事だが、調べると棘に毒があるだけで身は食べられる との事。石鯛釣りの餌として販売されているらしい。
熊野川は、明治22年に大水害を起こし、中洲に建てられていた【熊野本宮大社】の社殿を流出させ、残った 4社殿を現在地へ移築している。2011年にも大水害が発生しているが、これ程の広い川なのにとも思われた。 普段から雨の多い地域だが、台風による雨量のなせる災害なのだろう。今でも河川改修がされていた。